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子供の包丁は何歳から持たせる?モンテッソーリ教育流の台所育児の方法!

SaYang
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台所育児がいいって聞くけど、子どもに包丁持たせるのって何か不安…

そんな悩みを抱えていませんか?

確かに包丁はよく切れるので、まだ幼いわが子に包丁を持たせてもいいか不安になりますよね。

ただ包丁の正しい使い方を幼少時から教えておくことで、将来的に安全な使い方ができるようになりますし、

子供も親がいつも使っている包丁に興味を持ちますので、やらせてあげたいですよね。

台所育児を実践する際には、モンテッソーリ教育流に危なくない包丁の使い方を教えるのがおススメです。

子供に何歳から包丁を持たせていいのか、子供用のおすすめ包丁なども合わせてご紹介しますので、

台所育児を始めようとしている方は、是非読んでくださいね。

子供の包丁は何歳から持たせる?いつからが無難?

montessori

子供の包丁をいつから持たせてもいいのか?という疑問がありますよね。

台所育児を推奨している本もいくつかあるのですが、なんと1歳から包丁を持てると解説されています。

ただ、子供によって成長具合も異なると思いますので、絶対に無理して1歳から持たせなくてはいけないということでもありません!

私自身、息子が1歳の時に包丁を持たせられたかというと…

絶対に無理でしたね(笑)

性別や性格にもよると思いますが、親の言っていることを理解でき、自分の感情を伝えられるようになった時期が良いと思います。

言葉が上手く出ていない状態だと、自分の感情を上手く表現することができずに、もどかしく感情的になってしまったりすると思いますが、その際に包丁を持っていたのでは危ないからです…

モンテッソーリ的には、だいたい2歳くらいから手指を使いたくなる敏感期に入りますので、

この時期に子供の興味があるようでしたら、積極的に包丁を持たせてあげたいですよね。

おままごとでも、野菜や具材をカットするおもちゃに触れる機会があると思うので、

集中して遊ぶようであれば、是非本物の包丁を持たせてあげましょう。

SaYang
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うちはPlantoysのフルーツ・ベジタブルセットが大好きで、よく包丁で切る真似をしていました♪

子供の包丁でおすすめは?

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子供に包丁を持たせる時に大事なことは、

プラスティックなどのおもちゃの包丁を持たせるのではなく、本物のよく切れる包丁を渡すことです。

はさみでも言えることですが、切れ味の悪い包丁を使うことで、「包丁=危ない・気を付けなければならない」という感覚が育たなくなってしまうからです。

むしろよく切れない包丁を使うことで、変に力が入ってしまったり、切れなくて変な切り方が身に付いてしまったり…と逆効果なことがあります。

とは言え、最初からスパッと切れるタイプの包丁を持たせるのは、誰だって不安ですよね…

うちは最初はバターナイフやお食事用のナイフで柔らかいバナナなどをカットするところから始めました。

バナナなどの少し力を入れただけでも切れるものは、バターナイフやお食事用ナイフで十分ですね。

次第にパンを切ったりしたくなったので、お食事用ナイフに切り替えていきました。

 

実際に包丁を持たせる時は、大人の包丁を持たせると重くて危ないので、

子供用の包丁を持たせてあげましょう。

サンクラフトの台所育児シリーズは、子供のために作られたものなので、安心ですよ。

カバーもついていますので、使う時以外は安全に保管しておけます。

包丁だけではなく、この際にピーラーや調理ばさみも用意しておきたいということであれば、セットで購入するのもお勧めですよ。

 

セラミック製でさびずに安心して使えるおやこナイフもおすすめです!

モンテッソーリ教育流の台所育児の方法!

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モンテッソーリ教育でも包丁を使って切るお仕事があります。

最初はきゅうりを使って練習するのが推奨されています。切れ味も良いですしね。

用意するもの
  • さや(カバー)付きの包丁
  • まな板
  • 野菜を入れておく容器
  • 切った野菜を入れる容器
  • 切れ端を入れる容器
  • 野菜(最初はキュウリがいい)
  • エプロン
  • 布巾
  • 大布巾
  • 手拭きタオル
  • 雑巾
SaYang
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切るお仕事で用意するものは沢山ありますが、

おうちモンテの場合には、手軽に用意できるもので良いと思います!

容器もお皿で良いし。ウェットティッシュとかでも良いですしね!

 

お仕事の手順
  1. 手を洗う
  2. 用具の使い方の説明をする
  3. 布巾でまな板を拭く
  4. まな板の上に野菜を置く
  5. 包丁をさやから出し、利き手で正しく握る様子をゆっくり見せる
  6. 刃を見せ、絶対に手で触らないように伝える
  7. 片手で抑えながら、実際に切るところを見せる
  8. 切った野菜を容器に移す
  9. 切れ端を移す
  10. 包丁を拭き、さやの中にしまう
  11. まな板を拭く
  12. 「やってみる?」と誘う

途中で言葉で説明することも必要ですが、包丁を持ったり、切ったりという大事な作業中は、

できるだけ言葉を発せず、ゆっくり動作だけでみせるようにします。

切る力が弱いと、じゃばらのように繋がってしまいますので、

提示する際には、切るたびに包丁を右にずらし、きちんと切り離す様子を見せます。

正解を提示してあげることで、実践したときに誤りの訂正が自分でできるように。

 

始めはきゅうりが推奨されていますが、長いとやる気が途切れてしまうかも知れませんので、

あらかじめ長さを半分に切った状態で渡したり、

縦半分に切ったものを渡すと、切っている最中にゴロゴロと転がらずに安定するので良いですね。

子供の包丁まとめ

まだ幼い1~3歳頃の子どもに包丁を持たせるのは最初は不安ですが、

本物を与え、しっかりと説明した上であれば、案外子供も安全に使ってくれるものです。

  • 子供包丁は1歳から持たせられる
  • 2~3歳で興味を持ち始めた時に初めても◎!
  • 与える包丁は子どもサイズで本物を!
  • 刃は危ないということを正しく伝える
SaYang
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息子は台所育児をするようになってから、積極的に手伝ってくれるようになりましたし、

私が料理をしている時間を嫌がらなくなりました!

むしろやらせなかったら不機嫌になっちゃうくらいです(笑)

息子
息子
ママと一緒にお料理、楽しいよ♪

 

もっと台所育児について知りたい!という方は、こちらの本がおススメです♪

安全にお料理するために子供に伝えたいポイントが丁寧に解説されているので参考になりますよ。