1歳~2歳頃の子供が 物を投げる と言うことはよくあります。
我が家の1歳の息子もおもちゃや絵本などを投げてしまいます。
遊んでいる時、癇癪をおこしたとき、食べている時、いつでも手に持っているものを投げてしまって、どうすればいいのか悩んでいた頃がありました。
しかもこの頃の子どもはまだ、大人と意思疎通をするのが難しいので、なかなか言葉で伝えて投げるのをやめてもらうというのが難しかったりします。
2歳頃になると落ち着いてくるのですが・・・
そこで今回は息子が物を投げるという行為に対して、私が実践してみた改善方法をご紹介したいと思います。
もくじ
1歳の子供が物を投げるので困る…
1歳5か月になる息子がいます。
ここ一か月くらいで、お部屋で遊んでいる時に、おもちゃや絵本などを投げるようになってしまいました。
積み木を崩してしまったり、上手に遊べなかったときに癇癪をおこして投げてしまったり、絵本棚に入っている絵本を投げたりします。
うちの子、活発過ぎて狂暴な性格になってしまったらどうしよう・・・
他の子に投げてしまって怪我をさせるのではないか・・・
と一時期結構悩みました。
そして先輩ママさんのやっているママ教室で相談をしてみました。
その時に教えて貰った親としての心がけと、我が家で実践したことをご紹介します。
1歳の子供が物を投げる理由は何?
構ってほしい
我が家はキッチンがL字型なのでベビーゲートを設置できず、ニトリのパーテーションでリビングとダイニング部分を仕切っています。
リビングエリアは息子が自由に行き来できる空間にしているのですが、私が家事をやっている間などに飽きてしまうと、すぐパーテーションの向こう(私のいるキッチン側)に向けて、手当たり次第におもちゃや絵本を投げてしまいます。
物を投げると私が「だめだよー!」と言って反応をするので、構ってもらうには物を投げて注意を引くということを覚えたのかも知れません。
言葉で伝えることができないので、思い通りにならなくてイライラしてしまう
今はまだ言葉で言いたいことを伝えられず、「あー!」とか泣くことでしかコミュニケーションをとることができないので、本来叶えてほしい欲求が親に伝えられず、フレストレーションが溜まってしまっているのだと思います。
そのイライラを物を投げるという行為で発散しているようです。
良く投げるときに、あ”ー!!!と言いながら叫んでいます。
1歳の子供が物を投げないようにする対策はある⁈
まずは子供が物を投げたくなってしまった気持ちを受け入れる
いきなり怒ってしまっては更にイライラをヒートアップさせてしまうので、まずは投げたくなってしまった気持ちに寄り添い、否定をしないということをしてみました。
「投げたかったんだね」と頭ごなしに怒らず、投げたくなってしまった理由を探ります。
投げた物の気持ちを代弁する
投げられたおもちゃや絵本の側になって、「○○(人形の名前)さん、頭打って痛いイタイだって!」と、頭をよしよしする真似を見せたりします。
まだ投げてはいけない理由を理解するのは難しいし、自分が投げられた経験もないので、投げられたら痛いから可哀想、という感情にアプローチします。
子供に怒らず冷静に説明する
まだ1歳2歳ですと投げてはいけない理由を説明しても理解するのは難しいと思いますが、冷静になって説明することで、投げたら正されるのかな~?ということを覚えさせます。
説明された意味は、言葉がもう少し分かるようになってきた頃に理解してくれると思います。
子供が物を投げなかったときに褒める
投げそうになったけれど、結果的に投げるのをやめたとき、しっかり褒めてあげます。
幼い子どもは親の笑顔と褒められることが大好きなので、投げないようになったら親に喜んでもらえるということを学んでくれるでしょう。
補足:2歳になったら落ち着いた
現在2歳2か月になりましたが、1歳の頃のように闇雲に投げるということはなくなりました。
言葉も分かるようになり、「物を投げてはいけない」ということが理解できるようになってきたので、余程機嫌が悪くなった時しか投げなくなりました。
投げたときも本人は、親が嫌がることをしたという自覚があるようなので、冷静に説明すれば分かったと言ってくれます。
現在0~1歳頃でお悩みの方も、そのうち落ち着くと割り切ってお子さんに接してみてくださいね。
1歳の子供が物を投げる時の対策まとめ
息子はこの方法で、少しだけ緩和したように思います。
最初、人形をよしよししていた時は戸惑っていましたが、投げる前に少し私の顔色をうかがうようになったり、投げなかったときに褒められると嬉しそうにしていました。
物を床に投げているだけなら、物が壊れたり、騒音の原因になってしまったり・・・
ある程度こちら側の努力次第でどうにかなるかもしれませんが、お友達と遊んでいるときに投げてしまって、ケガをさせてしまう可能性もありますし、子ども自体も傷つけてしまう可能性もあります。
投げるという行為を改善させるには、根本的な子どもの気持ちと投げる理由を探り、寄り添いながら親子のストレスを軽減していきたいものですね。
どうしてもイライラしてしまうようなら、本を読んで心を落ち着かせてみるという方法もお勧めです。
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