梅雨のシーズンが近づくと、小さいお子さんをお持ちの方はいつ傘を持たそうかと迷ってしまいますよね。
幼児に傘はいつから持たせていいの?
子供の傘は何歳用からある?
これから子供に傘デビューをさせようと考えている方へ、幼児や子供が安全に使えるようする方法、安全な傘選びや傘の練習方法まで詳しく解説してきます。
子供に傘を持たせるのはいつから?
小さい子供は、お母さんの傘を持ちたがったりします。
子供が傘に興味を持ち始めたのであれば、そろそろ傘を買ってあげようかな~と言う気持ちになりますが、
そもそも傘って、いつ頃から子供に持たせていい物なのでしょうか?
子供用の傘は、サイズが40㎝だと「対象年齢2歳~」と表記されています。
これは、身長が90~100㎝の子供に合った傘の長さということです。
子供に傘を持たすのは、身長が90~100㎝になった頃が目安です。
3歳頃で、きちんと自力で歩くことができて、お母さんの傘に興味を持つ頃がいいタイミングでしょう。
身長が合っていても、2歳ではまだうまく傘を使えません。
まっすぐ傘を支えて持つのが難しいと思います。
したがって、3歳頃が傘デビューのベストな年齢だと言えますね。
傘を幼児に持たせても危なくない?
傘選びで一番大事なのは、自分の子供に合ったサイズを選ぶことです。
子供の身長に合ったサイズということを第一にしてください。
サイズが合ってないと、うまく使えません。
怪我をしたり、思わぬ事故の元になってしまいますよ。
子供の傘は、たくさんの種類があります。
サイズが決まったら、デザインや機能性もチェックして、慎重に選ぶようにしましょう。
ワンタッチが便利と思うでしょうが、閉じる時に結構力がいります。
開くときに、周りに人がいると危険なので、初めは手動の傘にしましょう!
ワンタッチは、少し大きくなって、傘の扱いに慣れてからにしましょう。
子供の傘は壊れやすいです。
すぐ壊れてしまうのであれば・・・と、あまり高くない物を選びたくない気持ちになってしまいますが、丈夫ものを選んでください。
値段は少し高いですが、骨組みがグラスファイバーの傘は軽くて丈夫と人気がありますよ!
また色選びにも最初は工夫が必要です。
ついつい子供が好きな色や、似合う色を選んでしまいますが、
雨の日はうす暗いので、明るくて、はっきりとした色にしましょう!
黄色、ピンク、オレンジなどのハッキリした原色がお勧めですよ。
反射テープがついていると、車の運転手さんにも分かりやすいので、夜の外出でも安心です。
さらに傘に透明窓があると、より安心です。
視野を広げてくれるので、周りの様子が分かって安全です。
幼児が初めて使う傘には、空気で膨らませる物もあります。
金属の骨がなく、空気で膨らませているので、幼児でも安全です。
対象年齢が1歳6ヶ月以上からなので、お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をしたい幼児にオススメです。
デザインも可愛いので、きっと大喜びします!
安心な傘だからといって、3歳未満の子供を一人で歩かせてはいけません。
突飛な行動をするので、必ず手をつないでくださいね!
子供の傘を買うときは、傘のJIS規格のJUPAマークがついているか確かめましょう。
JUPAマークがついていると、安心です!
石突きや露先がとがってない傘を選ぶようにしましょう。
風の強い日は、傘は止めましょうね。
傘が壊れたり、飛んでしまったり、自分がケガをしたり、周りの人にケガをさせてしまったり、思わぬ事故が起きてしまいます。
幼児でも安全に使える方法と注意点は?
子供専用の傘を買ったら、晴れた日に一緒に練習しましょう。
こうやって、後ろに傾けて持つんだと、見本を見せてください。
大人には当たり前のことも、小さい子供には分からないこともあります。
傘を広げたり、閉じたりの練習をしましょう!
開くときは、周りに人がいない所で、閉じるときは、雨粒がかからないように下向きで閉じることができるように練習しましょう。
特に男の子は戦いごっこをしないように、また傘の開閉時に指を挟まないように注意させてくださいね。
傘は一歩間違うと、思わぬ事故につながります!
お友達の目をついてしまったり、車を傷つけてしまったり、大きな事故がおきます。
使い方をしっかり伝えましょうね!
まとめ
子供は雨が大好きです。
上から不思議なものが降ってくるし、足元には水たまり。
大きく口を開けて、雨を食べようとするし、水たまりはもちろん入ってみます。
びちょびちょになります。
小さい子供が傘をさして、一生懸命歩く姿は、ひときわ愛らしいものです。
雨の日が、楽しく、愉快な想い出として心に残るように!