なんて困ったことになっていませんか？
病院に連れていくには、まずはかかりつけの小児科なのか、
大人の場合と同じく花粉症の場合は、鼻・喉・耳が専門の耳鼻科に連れていくのか悩んでしまいますよね。
そんなお困り事を解決するためにどちらに行けばいいのかまとめました。
それぞれに連れていく理由があると思うので、全部読んでどちらに連れていく方が我が子には良いのか考えてみてください。
子供が花粉症になったかも…咳が出る時は小児科?!何科?!
子供が花粉症になったのかも!と思った時も、基本的にはかかりつけの小児科に行きましょう。
小児科でもアレルギーの薬は処方してもらえますし、アレルギー検査をしてくれる病院も増えてきています。
しかし、アレルギーの根源(スギなのかヒノキなのかその他の何かなのか)を調べたいなら、より専門的な耳鼻咽喉科やアレルギー科を受診すれば良いと思います。
また、咳が出ていて苦しそうなど特別な処置をしてもらいたい場合も耳鼻咽喉科に行った方がいいかもしれませんね。
小児科だと吸引・吸入する機械がない場合があるからです。
ほかにも咳の種類のよっても受診先を選んでもいいかもしれません。
どういうことかと言うと、「コンコン」という乾いた感じの咳の場合は何かのアレルギーの場合があるので最初から耳鼻咽喉科に行ってもいいでしょう。
でも「ゴホンゴホン」と痰がからんだような咳や、「ケンケン」と犬が吠えるような咳の場合は、花粉症ではなく別の病気の可能性が高いので小児科に行くことをおすすめします。
とくに「ケンケン」のような咳は呼吸困難になるつながる病気の可能性があるので、絶対に放置しないで病院に行くようにしてくださいね。
子供の花粉症で耳鼻科に連れて行った方が良いケースは?!
子供を耳鼻科に連れて行った方が良いケースはいくつかあります。
まずは、かかりつけの小児科で診てもらっても症状が改善させない場合です。
お医者さんに診てもらったから安心ではありません。
病院で診てもらったに一向に良くならなかったり、同じような症状が繰り返し出るようだったりするなら、耳鼻科に連れていきましょう。
小児科より耳鼻咽喉のスペシャリストですからより詳しく診てもらえるはずです。
次の場合は、風邪薬(市販のものでも小児科で処方されたものでも)を飲んでも症状が良くならない場合です。
耳鼻科に行くと血液検査や皮膚にたらす検査などアレルギー検査をしてくれるでしょう。
小児科でも検査してくれるところはあるかもしれませんが、耳鼻科だとほとんどの病院がアレルギー検査対応だと思います。
3つ目の場合は、子供が咳で苦しそうなときです。
耳鼻科には吸引や吸入してくれる機械がありますよね。
これは0歳の子供からできるものもあるので、お子さんが咳で苦しそうなら耳鼻科に連れていってあげてください。
喉の状態が良くなりますよ。
最後の場合は最終手段ですが、花粉症の根治治療になるかもしれないと言われている舌下免疫療法をする場合です。
これは12歳未満の子供はできないので注意が必要です。
このような特別な治療をする場合は、やはり耳鼻科に連れていくのが良いですね。
子供の花粉症は何歳から始まるの?!
0・1歳の子供は花粉症だとしても、言葉で上手に説明することができないので、花粉症と診断される年齢は早くて2歳ごろです。
そして、その2～3歳で花粉症にかかる子供が珍しくなくなったそうです。
子供の花粉症は年々増えてきているのが現状です。
2016年調べでは、
- 5歳から9歳で、13.7％
- 10歳から19歳では、31.4％
と、大人の発症率と変わらないそうです。
そんなに多いなんてびっくりですよね。
さらに10歳以下で花粉症になる子供は花粉への感受性が高いので大人になってからアレルギーになった人よりも症状が重いと言われているそうです。
子供の花粉症っていいことなしですよね。
しかも花粉症って一度なってしまうと完治することはありません。
(今の段階では…。でもこれから先、画期的な治療法や特効薬が発明されるかも)
2歳から花粉症になってしまうなんて可哀そうすぎますよね。
でも正しく治療すれば症状を軽減させることだってできますし、子供も自分の体質を受け入れられるようになります。
逆に正しく治療しないでいると成長とともにアレルギーが重症化するリスクが高まったり、別のアレルギーにもかかりやすくなったりするそうです。
子供のためにも花粉症かなと思ったらすぐに治療してあげましょう。
子供の花粉症で行くべき病院まとめ
子供の花粉症の疑いがあるとき、行くべき病院はどこか解決しましたか?
まずは小児科でいいと思いますが、直感的に耳鼻科かなと思った場合や、小児科で症状が良くならなかった場合などは耳鼻科に行きましょう。
花粉症だったら耳鼻科の方が、より専門的なお医者さんがいるので安心ですよね。
耳鼻科は怖いところではないので、ぜひかかりつけの耳鼻科もつくっておくことをおすすめします。
